バックナンバー
------------------------------------------------------------

    有機ネット神奈川メールニュース  第6号
      http://kanagawa-yuki.net/

                         2008.12.26
------------------------------------------------------------

【 今日のニュースとお知らせ 】
 ■神奈川県の有機農業推進計画の素案が示されました
 ■有機農業推進に関するワークショップの報告書が公開されました
 ■12月28日、今年最後の濱の朝市に出店します


【 ニュース 】
■神奈川県の有機農業推進計画の素案が示されました
  11月27日、神奈川県による神奈川県有機農業推進計画を作るた
 めの検討会が始まりました。この「神奈川県有機農業推進計画策
 定検討会」は、県農業振興課、農業技術センター、農業アカデ
 ミー、JAのほか、有機農業生産者、消費者から構成されていま
 す。生産者として、あしがら農の会と有機農業ネットワーク神奈
 川からの代表者が委員として参加しています。

  11月27日の初回の会合で県より素案が示されました。この素案
 では、有機農業が環境保全型農業の一部として位置づけられ、素
 案の基調となっています。

  有機ネット神奈川は、有機農業は従来の括弧付き「環境保全型
 農業」の一部ではなく、土つくりを重要視し、化学農薬や化学肥
 料がを使わない本物のエコロジー型農業であると考えています。
 また、一作ごとの評価に依拠するこれまでの各種環境保全型農業
 と異なり、当該農地の継続的な生態学的環境維持を目指す有機農
 業は、この点でも環境保全型農業とは基本的に異り、同一の枠組
 みに入れることにはなじまないと考えます。中には「冬場は農薬
 を使わないから、その期間の野菜は有機農産物だ」などと言う人
 もいますが、大変な間違いです。当該農地を一年中継続的に有機
 農法を用いなければその土地の生態学的環境のレベルを維持する
 ことできません。その時の都合で化学農薬と化学肥料の安易に使
 用する括弧付きの「環境保全型農業」=減農薬農業とは本質的に
 異なるもの、と理解しています。

  この有機農業と環境保全型農業の関係について国は、すでに別
 のものとして推進すると、その位置づけの転換を明らかにしてい
 ます。2007年1月より3月にかけて3回にわたって開催された有機
 農業の推進に関する国の基本方針を決める審議会では、国の当初
 案でも、今回の神奈川県のように「有機農業は環境保全型農業の
 一部」と位置づけられていました。しかし、審議会委員からは別
 物として位置づけるよう強く求める意見が出されました。これを
 受けて国は「(有機農業の)「推進につきましては環境保全型農
 業の一部として推進するのではなくて、有機農業としてしっかり
 推進していきたいと思っております」(2007年3月27日、吉田大
 臣官房審議官)と、位置づけの転換を明確にしています。そして、
 有機農業推進に関して設置された全国有機農業推進委員会は、環
 境保全型とは別の独立したものとして設置されています。こうし
 た実質的な転換は、有機農業推進法の制定過程で、有機生産者が
 声を大にして求めてきた成果といえます。

  12月22日、神奈川県の素案に対して有機ネット神奈川は、有機
 農業を環境保全型農業と別のものとして位置づけることを基本と
 した意見を提出しました。あしがら農の会も別のものとするよう
 求める意見を提出しています。

  この検討会は、1月15日に第2回が開催が予定されています。県
 によれば、素案の説明会や意見募集を経て、2009年3月に神奈川県
 の有機農業推進計画が策定されるとのことです。県農業振興課の
 担当者は、神奈川県の推進計画が他県と比べて遜色なく誇れるも
 のにしたいと希望を述べていました。今回策定される推進計画が、
 神奈川県下の有機農業を推し進め、生産者と消費者が共に満足で
 きるようような計画にするべきです。

  県レベルの有機農業推進計画は、すでに12道県で策定され公表
 されています(2008年8月まで)。詳しくは次のページを参照く
 ださい。

 ・農水省:都道府県における有機農業推進計画
 ・鹿児島県:鹿児島県有機農業推進計画(2008年8月策定) [PDF]

 【参考】
 ・第6回食料・農業・農村政策審議会生産分科会議事録 [PDF]
                    (2007.3.27)

■有機農業推進に関するワークショップの報告書が公開されました
  6月から9月にかけて開催された神奈川県主催の「有機農業の推
 進に関するワークショップ」の議事概要と報告書が公開されまし
 た。このワークショップには、有機ネット神奈川から代表の片柳
 がメンバーとして参加しました。

 ・有機農業の推進に関するワークショップ
 ・神奈川県「有機農業の推進に関するワークショップ 結果報告」


【 お知らせ 】
■12月28日、今年最後の濱の朝市に出店します
  有機ネット神奈川は、12月28日に横浜・ポートサイド地区
 の濱の朝市に出店します。今回は、べじたろう農場からはお餅や
 新米を予定しています。その他、なないろばたけ農場やとんび
 ファームの冬野菜も予定しています。

 ●出店場所 横浜・ポートサイド地区
    http://hamaichi.boo.jp/jyouhou1.html

 ●12月28日 10時〜13時
   なないろ畑農場(大和)
    ねぎ、サトイモ、ジャガイモ、サツマイモ
   べじたろう農場(伊勢原)
    新米、のし餅、ダイコン、その他冬の葉野菜
   とんびファーム
    ニンジン、ヤーコン、ダイコンなど

  売り切れの場合は早く終わる可能性もあります。その際はご容
 赦ください。多くのみなさんのお出でをお待ちしています。

============================================================
【メールニュースの配信・解除】
  配信、解除は次のページよりお手続きください。
   http://kanagawa-yuki.net/mlnews/mlnews.html
------------------------------------------------------------
【バックナンバー】
   http://kanagawa-yuki.net/mlnews/mlnews.html
------------------------------------------------------------
 編集・発行:有機農業ネットワーク神奈川
   info@kanagawa-yuki.net
   http://kanagawa-yuki.net/
============================================================